火災を知らす(シラス)ピザ イスズベーカリーと神戸市消防局がコラボ
- 2018/03/01
- 21:53
神戸市消防局は1日、老舗パン店であるイスズベーカリー(神戸市中央区)との共同企画で、「火災をしらす?釜揚げしらすとモッツァレラのPIZZA」(写真=神戸市の発表資料より)を同日に発売したと発表した。毎年3月1日から実施している春の火災予防運動の期間に合わせ、住宅用火災警報器についてPRするのがねらい。生活に身近な「食」を通じて、防災への意識を高める。
住宅用火災警報器が火災を「知らす」ことから、春の風物詩である釜揚げの「シラス」に引っ掛けた。炎を示す糸唐辛子、火事を知らす「シラス」、消化をイメージしたたっぷりのモッツァレラチーズを、柔らかい生地の上に乗せた。シラスとチーズの甘みに、糸唐辛子の辛味はアクセントになり、口の中は火事にならずに済みそうだ。
住宅火災による死傷者の半数以上は逃げ遅れが原因。住宅用火災警報器は逃げ遅れを防ぐのに有効だが、設置義務化から10年が経過したことから機器の老朽化が懸念されている。コラボ(共同企画)商品の販売によって、古くなった警報機の交換も促す。商品の陳列棚には警報機や火災予防運動を広報するポップを取り付けるほか、対象店舗でパンを購入した顧客全員に広報チラシを配布する。
イスズベーカリーの北野坂店で15日までの限定販売。価格は税別220円とした。
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