白鶴酒造、「神戸ワイン」事業引き継ぎで神戸農政公社と協議開始 販路拡大など

20240316神戸ワイン会見

【神戸経済ニュース】酒造大手の白鶴酒造(神戸市東灘区)は15日、神戸市の外郭団体である神戸農政公社(神戸市西区)から「神戸ワイン」の製造販売を引き継ぐことで協議を開始したと発表した。2月8日から協議を開始して基本合意した。今後、事業承継に関する条件を詰めて今秋にも最終合意、事業承継契約をめざす。順調に進めば12月にも白鶴酒造が事業を引き受け、2025年度から白鶴酒造が神戸ワインの醸造を手掛ける公算だ。

 白鶴酒造の森伸夫・執行役員マーケティング本部長、神戸農政公社の福島国武常務理事、神戸市経済観光局の安岡正雄局長(農政担当)が神戸市役所で記者会見して発表した。

 神戸ワインは本格的な醸造開始から40年が経過し、醸造設備の老朽化が目立ってきた。さらに酒類市場の多様な需要への対応や、今後の販路拡大などを考慮すると民間活力の導入が必要と神戸市が判断。農業公園の再整備計画が浮上した約3年前から、民間のパートナーを模索していた。数社に声をかけたところ、かねて神戸農政公社と商品企画などで連携し、ワインの輸入も手がける白鶴酒造と交渉を始めることで合意できたという。

 神戸農政公社の福島常務は、「白鶴酒造と最終合意できれば、神戸ワインをさらなる高みを押し上げてもらえると期待している」という。白鶴酒造の森執行役員は「日本酒、神戸産のワイン、それと神戸産の農産物で神戸を世界にアピールするといったコラボレーション(共同展開)ができれば」と話した。

 神戸ワインを製造する農業公園内の神戸ワイナリーは年間1000トンの生産能力があるが、ここ数年の生産量は約200トン(通常のボトルで約10万本)程度になっていた。

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