モロゾフ、今期純利益21%減に 増収も原材料高などで・前期配当は上振れ

20240315モロゾフ

【神戸経済ニュース】洋菓子大手のモロゾフ(2217)は15日、2025年1月期の連結純利益が前期比21%減の13億円になりそうだと発表した。焼き菓子の新ブランドが好調に推移しているほか、卵不足が影響した前期の反動などで増収を予想するが、原材料費に加えて物流費や人件費の増加が逆風。値上げや商品設計の見直しなどで吸収できない見通し。

 売上高は1%増の353億円、営業利益は14%減の21億円を見込む。売上高は3期連続で過去最高になる。卵不足の反動などに加え、香港の子会社で春節の販売増も寄与する見通し。ただ物価上昇で個人消費の伸びが一巡するのも織り込み増収幅は小幅にとどまる。加えて原材料価格は足元でカカオの上昇が顕著。カカオも含む輸入原材料の仕入れには円安も逆風になる。

 年間配当金は前期比20円減配の78円を予定する。うち35円を中間配当とし、20年1月期の中間配当(19年7月末の株主を対象に実施)以来、5期ぶりに中間配当を実施する。会社予想から算出した連結配当性向は40.5%になる。

 同時に発表した24年1月期の連結決算は、純利益は前の期比1%増の17億円だった。会社予想である11億円から上振れ、小幅ながら一転して増益を確保した。24年1月のバレンタイン商戦が想定を上回る好調だったのが上振れの主因。売上高は7%増の349億円、営業利益は2%増の24億円になった。予想は338億円、18億円だった。

 純利益の上振れを受けて、期末配当金は前年同期比33円増配の98円(中間配なし)とした。従来予定の85円から13円を増額した。連結配当性向は40.1%とした。

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