世界パラ陸上、増田明美氏が経営者らに支援を呼びかけ 神戸同友会フォーラム

20240229増田明美氏

【神戸経済ニュース】神戸経済同友会が28日開催した神戸経済同友会フォーラムでは、神戸市須磨区のユニバー記念競技場で5月17〜25日に開催する「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」で大会組織委員会の増田明美会長が講演した(写真)。増田会長は今月開催した「100日前イベント」が順調に終わったことを報告し、スポンサーに就いている地元企業に謝辞を述べた。そのうえで、小中学校の児童・生徒1クラス分を競技の観戦に招待するのに必要な5万円を1口として寄付を受け付ける「ONEクラス(ワンクラス)応援制度」などを通じた支援を呼びかけた。

 増田氏は、自身が日本記録を更新して初めて注目を浴びたのが兵庫リレーカーニバルだったと振り返った。増田氏が日本代表の経験を持つ女子マラソンでは、1月28日の大阪国際女子マラソンで前田穂南選手が日本新記録を更新。前田選手が所属する天満屋(岡山市北区)女子陸上部の武冨豊監督は神戸製鋼所(5406)の出身だ。神戸は日本でのマラソン発祥の地であるなど、陸上競技の大会にふさわしい場所だと改めて強調した。

 世界パラ陸上に向けては、日本パラ陸上競技連盟とオフィシャル(公式)パートナー契約を結んだアシックス(7936)の社員で、1968年のメキシコシティ五輪で銀メダルの君原健二氏を父に持つ君原嘉朗(よしろう)氏が、五輪に出場する日本代表チームとパラスポーツの日本代表チームのユニフォーム統一に力を尽くしたと増田氏は明かす。ユニフォームの色「サンライズレッド」(夜明けの赤)に引っ掛けて、思うように記録が伸びず落ち込んでいる選手には「サンセット(日没)に見えるわよ」と励ますという。

 パラリンピック創始者とされるルードウィッヒ・グットマン博士の「失ったものを数えるな。残されたものを最大限生かせ」という言葉を引用し、パラスポーツの精神を説明。そのうえで論語の「知好楽(ち・こう・らく)」を紹介し、何かを知ることは大事だが、好きになることで、さらに楽しむことで、よりよい結果が出るという。選手たちにはパリ・パラリンピックの最終選考会でもある5月の世界パラ陸上を楽しんでほしいと述べ、好記録を期待していた。増田氏の講演は、神戸経済同友会に加盟する経営者ら約70人が聞いた。

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