神戸鋼、中国のアルミ拡大で合弁へ 宝武鋼鉄と年内設立めざす

20240226神戸鋼合弁発表

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)は23日、中国で自動車用アルミパネルを製造する神鋼汽車鋁材(天津)が、中国の鉄鋼最大手である中国宝武鋼鉄集団傘下の宝武鋁業科技(宝武アルミ)と、アルミパネルを製造販売する合弁会社の設立に向けて詳細の事業化調査を進めることで合意した。神戸製鋼と宝武アルミは同日、上海で共同の記者会見を開いて発表した。合弁会社の設立は24年の年内設立をめざす。(写真は上海での記者会見に出席した神戸鋼の木本和彦執行役員=同社提供)

 中国の自動車生産は、自動車の電動(EV)化を背景に、2030年まで年3%の成長を続けると見込まれているという。こうした中国の自動車生産の拡大への対応を目的に、神戸鋼は神鋼汽車鋁材を14年に設立、16年4月に量産を開始した。ただ二酸化炭素(CO2)の排出削減への要求が高まる中、神鋼汽車鋁材はアルミスクラップのリサイクルするための溶解工程を持っていないのが課題になっていた。

 一方で宝武アルミは2020年に製造販売を開始と創業間もないが、溶解、圧延、熱処理ができるアルミ板圧延一環メーカー。今後の成長のためには自動車向けなど、付加価値が高い分野に進出できるよう技術力を向上する機会をうかがっていた。このため神戸鋼と宝武は合弁のための「予備的検討」を進めていた。合弁による新会社は、アルミの溶解・圧延からアルミパネルとしての成形まで一貫して可能な会社になる見通し。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告