武市みなと銀社長「兵庫県のマーケットは魅力的」を強調 県立大の講義で

20240203武市みなと銀社長


【神戸経済ニュース】「兵庫県のマーケットは魅力的で、われわれは、そこしか見ていない」。こう話すのは、りそなホールディングス(8308)傘下で兵庫県に店舗を展開する、みなと銀行の武市寿一社長(写真)だ。武市社長は2日、兵庫県立大学(神戸市西区)とみなと銀の連携講座「地域企業の戦略と経営」で講義を終えた後、記者の取材に応じて話した。1時間半の講義では、銀行の業務内容とともに、兵庫県の経済や産業の魅力についても時間を割いて説明。地力があるうえに、成長が期待できると強調した。

 兵庫県は「日本の縮図」と呼ばれるほど多彩な産業構成で、神戸港の輸出入総額は足元で2023年に年間で過去最高を更新。米マイクロソフトがAI(人工知能)を活用する拠点を開設したほか、水素、航空、ロボット、健康医療といった、最先端の産業が集積する。今年の世界パラ陸上競技選手権大会、25年に予定する1万人規模のアリーナ開業、27年の西日本最大級になるバスターミナル完成、30年前後の神戸空港の国際線就航や三宮再開発の完成と、注目を浴びる行事が続き可能性に満ちていると、武市氏は指摘していた。

 県立大との連携講座は、地元に就職したいと考えている兵庫県の学生は多いにもかかわらず、実際には大半が東京都や大阪府など県外で就職してしまうという課題に対応するのが当初のねらい。県内企業のトップが講義を通じ、地元企業である自社を学生らに紹介する機会を作った。地元企業の人手不足の緩和にもつなげたい考えだ。「講義をきっかけに初めて県立大の学生の採用につながった例もあるといい、各社には大変よろこんでもらっている」(武市氏)という。

 連携講座は18年に初めて開催し、今年度で6回目。2023年10月6日にサンテレビジョン(神戸市中央区)の鴨川泰典社長が講義したのを始め、和田興産(8931)の溝本俊哉社長、山陽特殊製鋼(5481)の宮本勝弘社長、阪神内燃機工業(6018)の木下和彦社長など、今回も15社の社長らが登壇した。武市氏は「もっと学生に年齢が近い人が講義した方がよいのではないかとか、理系の学生にも聞いてほしいとか、さまざまな課題はある」と述べ、さらに地元の産業について魅力が伝わる講義をめざす。

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