山陽電、神戸市「神戸登山プロジェクト」と連携強化 寄付100万円・維持活動も参画

20240129マップ

【神戸経済ニュース】山陽電気鉄道(9052)は神戸市が2023年度から展開している「神戸登山プロジェクト」との連携を強化する。同社は登山道の老朽危険家屋などへの対策や案内板の整備、登山道の整備・維持などを支援する目的で今月、神戸登山プロジェクトに対して100万円を寄付した。加えて神戸市と新たに協定を結び、同社も直接、登山道維持活動などに参加する。同社が運営する須磨浦山上遊園(神戸市須磨区)や隣接する旗振山(はたふりやま)周辺の登山道で社員とボランティアが登山道の清掃などを予定している。

 「神戸登山プロジェクト」は、住民にも観光客にも安全に登山ができる環境整備を進め、レジャーとしての登山を活性化させる神戸市の施策。六甲全山縦走路の起点が山陽電の須磨浦公園駅で、縦走路が須磨浦山上遊園の園内を通過することなどがきっかけになり、山陽電は神戸登山プロジェクトに積極的に参画することを決めた。全山縦走だけでなく、今後は須磨・塩屋の周辺の山歩きでも十分に楽しめることなどをアピールしていく方針という。山陽電の各駅には、登山の参考になるマップ(図=山陽電提供)を配置して、須磨浦山上遊園の周辺にある登山道の認知度も高めたい考えだ。

 神戸登山プロジェクトの一環で神戸市が募集している、登山者の来店を歓迎する店舗「神戸登山サポート店」には、須磨浦公園駅の駅舎内にあるみやげ物などの売店「須磨浦ショップ」と、鉢伏山上にある「須磨浦遊園回転展望閣」を登録。登山者へのトイレの提供や、周辺の登山ルートの案内など、登山者を支援する拠点として山陽電の施設も協力する。山陽電と神戸市は登山環境の維持などを通じて、新たな観光客の誘致などにもつなげる。

 山陽電と神戸市は23年3月に、山陽電の沿線である須磨・垂水地域の魅力向上などを目的に事業連携協定を結んだ。この連携協定の中には、神戸登山プロジェクトも共同で推進することを盛り込んでいた。連携協定に基づいた事業としては、須磨エリアでの巡回する無料バスを運行したほか、山陽電の霞ヶ丘駅に「五色塚古墳前」と副駅名を付けることなどが実施済み。神戸登山プロジェクトについても今回、連携協定に基づいた事業が具体的に動き出した形だ。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告