23年の国内ケミカルシューズ生産額、2年連続で前年比増 19年比では40.9%減
- 2024/01/26
- 20:14
【神戸経済ニュース】日本ケミカルシューズ工業組合(神戸市長田区)が26日に発表した2023年の国内ケミカルシューズ生産額は、前年比2.9%増の195億3400万円だった。2年連続で前年を上回った。新型コロナウイルスの影響が後退し、外出する消費者が増えたのが支えになったもよう。ただ新型コロナ感染拡大前の19年に比べると40.9%減と低迷。組合員数も23年12月現在で74社と、19年12月の85社から4年で11社が減少した。
品種別の生産額でみると、全体の約8割を占める婦人靴が前年比2.7%増の152億7400万円だった。子供靴は2.3%増の5億6400万円。紳士靴は3.1%増の30億4200万円。特殊靴は6.7%増の6億5400万円だった。
生産数量は1.4%増の714万3000足。生産額と同じく2年連続で増加したが、20年以来3年連続で1000万足の節目を下回って推移した。このうち婦人靴は1.4%増の534万9000足だった。日本ケミカルシューズ工業組合の組合員数である74社は、1年前(75社)に比べて1社減少した。
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