東証PBR改善策リスト、神戸の13社「開示済み」 「検討中」は石原ケミ・大栄環境

20210604MKTワッペン

【神戸経済ニュース】東京証券取引所は15日、株価の改善に向けた具体策を開示した会社のリストを公表した。上場基準が最も厳しいプライム市場の上場会社のうち2023年12月末時点で開示済みの企業は660社で、全体の39.9%だった。神戸市内に本社を置くプライム市場の上場会社は神戸製鋼所(5406)や川崎重工業(7012)など9社。スタンダードの4社と合わせて13社が「開示済み」だった。東証は今後、リストを毎月更新する。

 今回のリスト公表はPBR(株価純資産倍率)の1倍割れが約半分を占める日本株の相場水準を引き上げるため、23年3月に東証が上場会社に出した要請に伴う措置。PBRは株価を1株あたり純資産で除して算出する投資尺度だ。PBRが1倍以下になると理論的には、会社が保有する土地や建物の全部よりも安い価格で会社自体を買収できることになり、保有する資産を元に展開するはずの事業の価値がマイナスだと市場に評価された計算になる。

 すでに個別に開示した結果を、プライム市場とスタンダード市場の上場会社を対象にリスト化しただけだが、リスト化することで東証は未開示の会社に開示を促す。今回「開示済み」だった神戸市に本社があるプライム上場会社は神戸鋼、川重のほか、フジッコ(2908)、ワールド(3612)、ノエビアホールディングス(4928)、バンドー化学(5195)、AREホールディングス(5857)、TOA(6809)、上組(9364)の9社。スタンダードでは神栄(3004)、ヒラキ(3059)、和田興産(8931)、兵機海運(9362)だった。

 検討中としたのは石原ケミカル(4462)と大栄環境(9336)の2社で、いずれもプライム上場会社。一方で、プライム市場のシスメックス(6869)やアシックス(7936)といったPBRが1倍を大きく上回る会社は、リストに名前が見当たらなかった。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告