7〜9月期の兵庫県、実質GDP1.5%増 年率5.9%増・外需等が寄与で

20231228兵庫県GDP

【神戸経済ニュース】兵庫県が28日に発表した7〜9月期の県内総生産(GDP、季節調整済み)は、物価変動の影響を除く実質(2015年基準)が4〜6月期との比較で1.5%増加した。年率換算では5.9%増と大きな増加になった。4四半期連続のプラス成長。外需などを示す「純移出等」が2兆6100億円と、前の四半期の2兆2300円億円から増加したことなど寄与した。企業の設備投資の減少などを補った。

 支出の項目別に見ると、主に個人消費を示して構成比が53.9%を占める「民間最終消費支出」が4〜6月期との比較で0.2%増と2四半期ぶりに増加した。「民間住宅投資」は1.9%増とプラスに寄与。一方で「民間企業設備投資」は1.5%減と2四半期連続のマイナス。公共投資などを表す「公的固定資本形成」は3.7%減と4四半期ぶりに減少した。そうした中で「純移出等」が大幅に増加したことで、全体としてプラスを確保した。米景気が堅調に推移しているのが引き続き支えとみられる。

 一方で物価変動を考慮しない名目GDPは5兆9187億円と、前年同期に比べて6.6%増加した。指数の構成比が最も大きい「民間最終消費支出」は2.0%増、「民間企業設備投資」は1.9%増と、物価の上昇を受けた増加が続いた。外需などを示す「純移出等」はプラス3994億円と、2四半期連続の移入超過になった。

 内閣府が8日に発表した日本全体の4〜6月期の実質国内総生産(GDP)改定値は、前期比で実質マイナス0.7%の経済成長だった。


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