11月の兵庫県有効求人倍率は横ばい1.03倍 「持ち直しの動きやや弱さ」据え置き

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【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が26日に発表した11月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの1.03倍だった。景気の先行き不透明感から雇用が多い製造業で、人手不足でも新たに従業員を採用するには慎重な動きが続いている。一方で冬場の温泉・カニの季節に向けて宿泊施設の求人が高水準で推移した。兵庫労働局は足元の雇用情勢に大きな変化はないとみて、情勢判断を据え置き。「持ち直しの動きにやや弱さがみられる」との見方を10カ月連続で示した。

 有効求人数(季節調整値)は前月比0.3%減の8万3721件と3カ月ぶりに減少した。有効求職者数(同)は0.6%減の8万1354件と4カ月連続で減少した。原数値でみると有効求職者数は16カ月連続で前年同月を下回った。一方で雇用の先行指標とされる新規求人倍率(同)は1.70倍と前月比で0.20ポイント低下。4カ月ぶりの低下だった。

 新規求人数を原数値でみると前年同月比8.6%減の2万6874人と、9カ月連続で前年同月を下回った。「医療・福祉」の求人が大きく減ったのは、昨年11月に大口の求人を出した数社の求人が、今年は12月などにずれ込んだため。「製造業」は14.8%減の2726件だった。半面、増加したのは「宿泊業・飲食サービス」の22.8%増、「金融業・保険業」の22.1%増などだった。

 厚生労働省が発表した同月分の全国の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍(季節調整値)と、前月比で0.02ポイント低下した。

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