高速道、大阪・神戸の「都心う回」でも割引へ 上限料金は引き上げ・来年6月

【神戸経済ニュース】国土交通省と西日本高速道路、阪神高速道路は22日、2024年6月から実施する新たな近畿圏の高速道路の料金に関する方針を発表した。西日本高速は大阪・神戸の都心をう回する自動車の料金が不利にならないよう、最短距離の料金を基本に料金を決める「都心う回割引」を新たに導入する。阪神高速では、普通車(ETC利用)の上限料金を1950円と、現行の1320円から引き上げる。一方で大口・多頻度割引を最大45%に拡充し、20%を割り引く深夜割引制度新たに導入する。

 阪神高速の現行の料金が、長距離の利用になるほど距離あたりの単価が下がり、不公平感があるとの指摘があった。加えて関西経済連合会など経済界も、首都高速道路と同様の割引制度が必要だと主張していた。こうした道路を巡る議論に対応するのが、新料金のねらい。道路会社は今回の案について、ホームページまたは郵送で24年1月5日午後5時まで意見募集を実施したうえで、最終的な新料金案をまとめて国交省に申請する考えだ。

 神戸都心をう回する場合の例として西日本高速・阪神高速が例示したのは、第二神明の大久保インターチェンジ(IC)から、阪神高速の中野ICまで移動する場合。阪神高速3号神戸線と同13号東大阪線を利用すると、料金は2140円。神戸都心を避けて阪神高速7号北神戸線、中国道、近畿道を経由した場合に、距離に応じた料金では3570円になるが、この場合も2140円で利用できるようにする。通過交通による都心の混雑を抑える。

 都心に流入する経路を分散することを目的に、どの経路から神戸の都心に入っても最短経路で料金を決める「都心流入割引」は都心部東からの流入にも適用するよう拡充する。大口・多頻度割引は現行の割引率である最大35%から、さらに拡充することで円滑な物流を支援する。夜間割引は午前0時から午前4時の間に阪神高速に流入する交通に適用し、道路利用の平準化を誘う。

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