神戸市の詰め替えパック回収、2年目は約1.63トン 25年に社会実装めざす

20231218パックリサイクル

【神戸経済ニュース】神戸市と小売り、日用品メーカー、リサイクル会社など民間の18社・団体が共同で取り組む、シャンプーや洗剤など詰め替えパックのリサイクル「神戸プラスチックネクスト〜みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル〜」は、活動2年目の2022年10月〜23年9月に約1.63トンの使用済みパックを回収した。1年目に比べて約4割増加した。回収量は徐々に増加しているが、年5トンの目標には届いていない。3年目も神戸市内外でのイベントへの参加などで、目標への接近をめざす。

 プラスチックのフイルムを材料にしている詰め替え用のパックをリサイクルし、再び詰め替え用のパックを製造する「水平リサイクル」(同じ製品への再製造)をめざす。生活協同組合のコープこうべと、イオン(8267)系の小売り3社(ウエルシア薬局、光洋、ダイエー)が神戸市内の合計76店舗、神戸市が市内の3施設に専用の回収ボックスを設置している。日用品メーカー12社は課題や技術を共有してリサイクルをめざすほか、よりリサイクルしやすい素材や形状などを議論する。

 2年目には「神戸プラスチックネクスト」のホームページに参画会社がコラムを掲載したり、新しく作ったポスター回収ボックス設置店舗に掲示したりと、PR活動を積極化。3月には回収した詰め替えバックを原料にして製造した「リサイクルゴミ袋」を使い、清掃活動を実施するなど啓発活動も展開した。この結果、1年目よりも取り組みが浸透し、回収量を増やすことができた。

 神戸市では新たに、25年には神戸市内で詰め替えパックの水平リサイクルを社会実装する目標を掲げた。安定的なリサイクルのためには、一定の回収量を確保する必要がある。このため年5トンの目標を維持してパックの回収を続ける。引き続き認知・参加を拡大するための仕組みづくりを継続。同様の取り組みの普及に向けて、神戸市外でも運用できる枠組みのモデル事例の形成にも取り組む。詰め替えパックを原料とする樹脂の幅広い展開にも道筋を付けたい考えだ。

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