神戸市、国際会議場・展示場の再整備で課題整理へ 老朽化「時代に合わず」

【神戸経済ニュース】神戸市は、1981年の神戸ポートピア博覧会に合わせて完成した神戸国際会議場や、神戸国際展示場の再整備に向けた課題の整理に着手する。同市の今西正男副市長は7日の神戸市議会本会議で、山本憲和議員(維新)の一般質問に答弁し、建設から40年以上が経過して老朽化が進む神戸国際会議場や神戸国際展示場について「面積や耐荷重、天井の高さなど基本的なスペック(仕様)も、時代に合わないものになりつつある」との認識を述べ、再整備の必要性を強調した。

 交通の利便性を背景に神戸市で開かれる国際会議は多く、新型コロナウイルスの感染拡大前である2019年には年間438件の国際会議が開かれた。17年から3年連続で、東京23区に次ぐ国内2位の国際会議の開催地になった。集計中の22年は19年を上回るペースという。ただ主に展示場の規模の問題から、神戸に産業集積がある業界の展示会を、やむなく他都市で開催するケースもある。もとより会議場や展示場といったコンベンション施設の整備は、港湾都市として「交易の場」であり続けるには必須の要素だ。

 一方で、今西氏は「施設の再整備については多額の投資が必要になるほか、数年先の予約があることなどから、整備手法や既存施設の運営といった課題がある」と指摘。そのうえで、「(ポートアイランド地区の将来構想を検討する)ポートアイランドリボーンプロジェクトの取り組みや、脱炭素などの視点を取り入れながら、再整備にあたっての課題を整理していきたい」と話していた。

 国際会議を含むMICE(マイス、見本市や大規模会議など)は、多くの場合に参加者の宿泊を伴うことから経済効果の大きさでも知られ、世界の主要都市が誘致に力を入れている。今西氏は「(会議などの)主催者ニーズに柔軟に対応し、競争力を維持することで引き続き積極的に誘致に取り組み、『グローバルMICE都市』としてのブランド認知向上を図りたい」と述べた。

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