摩耶山・掬星台に宿泊施設など民間アイデア 神戸市が聞き取り型市場調査

20200723まやロープウェー

【神戸経済ニュース】神戸市は5日、神戸市灘区の摩耶山上エリアにある摩耶ロッジ跡地や掬星台(きくせいだい)の有効利用に向けて実施した、民間企業からアイデアを募集するサウンディング(聞き取り)型市場調査の結果を発表した。5社から提案があり、宿泊施設を建設する意向などについて聞き取ったという。こどもの丘ゾーンについては、キャンプ場などとして活用する提案もあったという。(写真は摩耶ロープウェー=資料)

 サウンディング型市場調査は7月24日に実施を公表し、8月4日に現地見学会を開催。8月23日に質問に対して回答し、9月21日〜10月4日に5社と面談して利用希望や提案を聞いたという。神戸市は今後の摩耶山での事業計画を立てるうえで、今回の結果を参考にするという。

 21年3月末に閉館した摩耶ロッジの跡地は宿泊施設の開設を前提に提案を受けたところ、5社中4社が同地の活用を希望した。客単価は1人あたり3万〜3万5000円程度が中心。土地は借地より売却希望が多数で、借地の場合は50年以上を希望する意見と、30年を基本としながら10〜20年の延長を希望する意見に分かれた。

 現在は広場になっている掬星台については、5社中4社が活用を希望し、うち2社は宿泊施設としての活用を希望した。宿泊施設としての利用は、客室数を増やして客単価を抑えるファミリー・若者向けの提案と、高価格帯のホテルに分かれたという。宿泊施設以外の活用案は登山客のための機能・憩いの空間や、飲食施設、展望台、写真スポット、イベント用スペースやフェス用のステージ、南がわ法面(のりめん)の活用希望もあった。

 こどもの丘ゾーンについては5社のうち2社活用を希望。1社はグランピング施設やキャンプ場としての活用を希望した。それ以外では遊具やアスレチックス、地元アーティストのモニュメント等の設置、従業員用の駐車場としての利用が提案された。

 いずれにしても駐車場の整備や増設が必要であるほか、現状の渋滞や路上駐車の問題が解決しないと、事業としての参入は厳しいとの見方ではほぼ一致したという。加えて対象の地区が瀬戸内海国立公園・六甲地域の中にあることから、神戸市に関係機関との協議や調整に協力するよう希望もあったという。加えて、まやビューラインの整備や、携帯電話のつながりやすさを改善するよう通信各社への働きかけなどにも希望があった。

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