(動画)喜楽館アワード、初代王者に桂雀太さん ラッピング電車「喜楽館号を」



【神戸経済ニュース】兵庫県内で唯一の上方落語の定席である神戸新開地・喜楽館(神戸市兵庫区)では3日、次世代の上方落語のスターを観客が選ぶコンクール「神戸新開地・喜楽館AWARD(アワード)2023」を開催し、初代の優勝者が桂雀太さん(46)に決まった。記者団の取材に応じた桂雀太さんは、優勝賞金を活用して「喜楽館号を阪神電車でやれたら」と、喜楽館をアピールするラッピングトレインを運行するアイデアを披露。ただ優勝賞金だけでは「ぜんぜん足りないので、もしかしたらクラウドファンディングをするかも」と話していた。演目は「粗忽(そこつ)長屋」だった。

 喜楽館アワードは、入門して16〜25年目の上方の落語家を対象にしたコンクール。次世代の上方落語界をになう新たな看板落語家を見出すのがねらいだ。朝日放送グループホールディングス(9405)傘下の朝日放送ラジオ(ABCラジオ)と共同で開催した。この日の決勝は喜楽館からABCラジオが生放送し、有料で入場した観客と有料の動画配信、ラジオのリスナーが審査員になった。予選を勝ち抜き、この日に出演したのは雀太さんのほか、笑福亭たまさん、笑福亭風喬さん、笑福亭鉄瓶さん、桂佐ん吉さんの5人だった。

 雀太さんは会場の投票ではトップだったが、ラジオのリスナーなどからの投票では2位だった。2位の笑福亭たまさんとは、わずかな差だったという。賞金は7月末から喜楽館内に設置した優勝賞金の募金箱に入った金額で、現金では約109万円。これにギフトカード1万円分、ビール券2缶分、おこめ券440円分、ハンバーガー店の食事券500円分、牛丼1杯分がすべて贈られた。

 ABCテレビの伊藤史隆アナウンサーが、今年度から喜楽館の支配人に就いたことで初の喜楽館アワードが実現した。決勝の終了後に今回の喜楽館アワードで、同館の知名度向上などに寄与したと思うか伊藤支配人に聞くと「絶大だった」という。同館から初の生中継にもなったが「手間はかかったけど、やってよかった」「来年もまたやりたい」と語った。当日の入場券は早々に売り切れ、投票権を得るために初めて喜楽館を訪れたという観客も多かった。伊藤支配人や喜楽館の関係者は、今後の喜楽館での興行の人気上昇に大きな手応えを感じていた。

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