神戸鋼、ユーロ円CBで500億円調達 脱炭素投資と借入金返済に充当

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神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)は28日、ユーロ円(海外円)建ての新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行し、約500億円を調達すると発表した。5年物と7年物の2本建てで、発行額は各250億円。調達した資金は約300億円を借入金の返済に、約200億円を鉄鋼事業や電力事業を中心に脱炭素関連投資の一部に充当する。200億円の脱炭素投資は、27年3月末までに実行するという。

 脱炭素をめざすうえでの財務基盤の強化に加え、資金調達手段の多様化、低コストでの資金調達の実現をめざし、ユーロ円CBの発行を決めた。両年限とも102円50銭で発行し、100円で償還する。29日午前8時までに条件決定し、12月14日に発行する。償還日は5年物が28年12月14日、7年物が30年12月13日。

 表面利率は0%(ゼロクーポン)とした。一方で転換制限条項を設定し、原則として満期4カ月前までは転換価格の130%を20営業日連続で上回って推移しない限り、投資家が転換請求できない、負債性の高い枠組みとした。加えて満期直前になると神戸鋼がCBの一部を現金決済で取得できるようにし、新株発行による急速な希薄化を抑えられるようにした。

 日本格付研究所(JCR)は10月10日に神戸製鋼所の長期発行体格付を「A(シングルA)」と、「Aー(シングルAマイナス)」から1段階の格上げを実施していた。

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