さくらKCSが2年ぶり高値 12陽連で「機関投資家の買い」との説も

20191231神戸株ワッペン

終値 899円 +22円(+2.51%)

【神戸経済ニュース】21日の東京株式市場では三井住友銀系の情報サービス会社さくらケーシーエス(4761)が4日続伸。一時は前日比59円高の936円と、2021年12月14日以来ほぼ2年ぶりの高値に浮上した。売買高は3万6400株と、前日の約4倍に膨らんだ。10月25日に24年3月期の業績予想を上方修正したのをきっかけに動意付いており、収益改善を手掛かりとした買いが断続的に入っているもよう。一部では小型株に投資する投信など機関投資家の買いとの観測も聞かれた。

 機関投資家の買いとの見方が出る背景には、同社株のローソク足チャートで終値が始値を上回る「陽線」が続いていることがある。21日も陽線を描き「12陽連」を記録した。このため時価総額100億円程度の銘柄にも投資する小型株ファンドなどが、「たとえば1日に1000株ずつといったような形で、少量ながらコンスタントに買いを入れているといった思惑が出やすい」という。さくらKCSによると現在、自社株買いなどは現在実施しておらず、会社側に株式の需給を左右する要因は特にないという。

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