斎藤兵庫知事、万博「ビジネスチャンスと捉えてほしい」 30日に500日前行事

20231118知事記者会見

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事は17日の定例記者会見で、30日で500日前を迎える2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)での経済界への期待について聞かれ、「特に経済界には、これをビジネスチャンスとして捉えていただきたい」と述べ、博覧会をきっかけにした県内活性化につなげたい意向を改めて述べた。県内各地のSDGs(国連の持続的な開発目標)に関する取り組みを会場外パビリオンと見立てた「フィールドパビリオン」についても「多くは地場産業」と説明。中小企業の社会課題への取り組みが注目され、需要が発掘されるといった展開を期待しているという。

 斎藤知事は同記者会見で、30日午後に神戸市内のホテルで「第2回『大阪・関西万博』ひょうご活性化推進協議会」を開催すると発表。斎藤氏と神戸商工会議所の川崎博也会頭が、それぞれ博覧会に対する取り組みについて講演。さらにフィールドパビリオンの準備状況に関する事例報告や、新たな「プレミア・プログラム」の発表、フィールドパビリオンに誘導するための交通機関に関する報告などで、改めて「オール兵庫」で博覧会に取り組む姿勢を確認したい考えだ。

 加えて27日に、姫路市で開催する「関西・歴史文化首都フォーラム」(主催「関西・歴史文化首都フォーラム」推進委員会)では、斎藤氏や姫路市の清元秀泰市長らが出席し、改めて旧5カ国から成立した兵庫県の多様な魅力を訴える。甲南大学(神戸市東灘区)が30日〜12月8日に開催する「甲南映画祭」には、12月1日に関連した斎藤氏と学生らのトークイベントに加え、学生らが関わった「EXPO’70アートドキュメンタリー映画」の予告編と、1970年の大阪万博で披露された映画「1日240時間」をそれぞれ上映する。

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