川重、NY地下鉄向けに過去最大の鉄道車両受注 総額4033億円
- 2018/01/25
- 21:18
川崎重工業は25日、米ニューヨーク市交通局から新型地下鉄電車「R211」を535両の発注内示を受けたと発表した。受注額は約14億ドル(約1581億円)になる。さらに最大1077両のオプション(追加発注権)が付き、最大で総数1612両、総額約37億ドル(約4033億円)と鉄道車両としては過去最大規模の受注になる見通しだ。2020年から3〜5年間に順次導入する。
ニューヨーク市交通局は、製造から約40年が経過して老朽化が目立つ現行車両「R46」の置き換えとして川重の新型車を投入する計画だ。1編成は5両だが、最大10両まで増結できる。継続的に利用者数が増加するなかで、新型車を投入して混雑緩和やサービス改善をねらう。
新型のR211は、LED照明やデジタル表示パネルを搭載するほか、従来よりもドアが広く、スムーズに乗り降りできるように配慮した。一部の列車にはニューヨーク地下鉄としては初めて、車両間貫通路を導入して混雑緩和に寄与する。
川重は1982年に地下鉄「R62」を納入して以来、ニューヨーク市交通局に2200両を超す車両を納入した。老朽化による置き換えを急ぐニューヨーク市交通局が、川重の正確な納期やアフターサービスを含めた品質の高さを評価した。川重は米国での他の事業にも好影響が出るとみている。
ニューヨーク市交通局は、製造から約40年が経過して老朽化が目立つ現行車両「R46」の置き換えとして川重の新型車を投入する計画だ。1編成は5両だが、最大10両まで増結できる。継続的に利用者数が増加するなかで、新型車を投入して混雑緩和やサービス改善をねらう。
新型のR211は、LED照明やデジタル表示パネルを搭載するほか、従来よりもドアが広く、スムーズに乗り降りできるように配慮した。一部の列車にはニューヨーク地下鉄としては初めて、車両間貫通路を導入して混雑緩和に寄与する。
川重は1982年に地下鉄「R62」を納入して以来、ニューヨーク市交通局に2200両を超す車両を納入した。老朽化による置き換えを急ぐニューヨーク市交通局が、川重の正確な納期やアフターサービスを含めた品質の高さを評価した。川重は米国での他の事業にも好影響が出るとみている。
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