久元神戸市長、ルミナリエ1月開催「続けていきたいというメッセージ」

20231115久元神戸市長

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長は15日の定例記者会見で、これまで年末に開催してきた「神戸ルミナリエ」を、この冬は初めて1月に開催することについて記者の質問に答え、「続けていきたいというメッセージだ」と説明した。今回の日程変更は「続けていくために求められる課題を解決する1つの答えでもあるし、同時に実験でもある」という。「これをしっかり検証して2025年度、震災30年のルミナリエにつなげていきたい」と話していた。久元市長は兵庫県、神戸市、神戸商工会議所などで構成する神戸ルミナリエ組織委員会の会長を務める。

 次回の神戸ルミナリエは2024年1月19〜28日に開催を予定。日程を1月に変更した背景には「年末の繁忙期に特定のエリアに来訪者が集中する影響はさまざまに言われてきたし、鎮魂という意味を考えれば(阪神淡路大震災が発生した)1月17日に近接した時期に開催したほうがよいのではないか」との認識があったという。25年度以降、従来の日程や形式に戻る可能性はあるか、との質問には「可能性は少ないと思う」としながらも「予断を持たず、結果をしっかり分析、検証して、25年度のルミナリエを考えていきたい」と述べた。

 サッカーJ1で首位を走るヴィッセル神戸が初優勝したらパレードを開催するのか、との質問には「いまの段階で申し上げるのは適切ではない」と述べるにとどめた。「関係者の間では当然、いろんなことを考えているだろうと思うが、まだ結果は出ていない」としながらも、「結果が出た場合は、きわめて短時間のうちに企画し、実施しなければならない」とパレード開催を意識していることも示唆した。そのうえで「初優勝を心から期待している」と付け加えた。

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