神戸市長賞に「MRSV. TRAVEL」のグレック氏 アフリカ月間in神戸が閉幕

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【神戸経済ニュース】神戸市は12日、日本芸術会館(神戸市中央区)で10月27日に開催した「アフリカ開発を加速させるビジネスアイデアコンテスト」の最優秀賞である神戸市長賞に、「MRSV. TRAVEL」をテーマに発表したドウェイン・グレック氏を選んだと発表した。大型のスクリーンに蓄積した映像を投影し、世界中でアフリカ旅行を経験できる仕組みの活用を提案した。

 既に実用化しているシステムで、すぐにビジネスとして展開しやすい点や、他の事業への拡張性などが高く評価され、神戸市長賞への選定につながったもよう。特別賞には「Travelity」について発表したロバート・フォード氏、学生賞には「ベナンにおける農業の社会課題解決に向けて」を発表したミガン・アントニー氏を選んだ。

 各賞の発表と表彰式は、神戸市が10月21日から12日まで、アフリカとの交流イベント「AFRIKA meets KANSAI」と連携して開催した「アフリカ月間 in 神戸」のグランドフィナーレ(閉幕)式典の一環として実施した。神戸市長賞のグレッグ氏には、久元喜造神戸市長が表彰状を手渡した。

 審査員は国際協力機構関西センター(JICA関西)の木村出所長、日本貿易振興機構・神戸貿易情報センターの野沢拓郎所長、神戸商工会議所の伊藤紀美子副会頭、神戸情報大学院大学の福岡賢二学長代理、2025年日本国際博覧会協会のウスビ・サコ副会長(京都精華大学教授)、AFRIKA meets KANSAI センダ・ルクムエナ代表、神戸市海外ビジネスセンターの岡田浩一所長が務めた。

 グランドフィナーレの行事は表彰式のほか、打楽器奏者らによるパフォーマンス、コンゴでハイブランドのスーツを着こなす「サプール」にちなんだファッションショー、来場者の中から「サプール」を選ぶファッションコンテストなども開催。アフリカの工芸品を販売するブースも出店した。多くの来場者に加え、たまたま通りがかった人が足を止めて行事を楽しむ様子もみられた。(写真はファッションショーに出演したモデルらが記念撮影する様子)

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