大栄環境が大幅反発、値上がり率17位 今期予想の上方修正に意外感の声

20191231神戸株ワッペン

終値 2180円 +170円(8.46%)

【神戸経済ニュース】9日の東京株式市場では大栄環境(9336)が大幅に反発した。後場に入って一時は前日比238円高の2248円まで上昇。終値でも東証プライム市場の値上がり率ランキングで17位に並んだ。東証昼休み時間中に2024年3月期の連結業績予想を上方修正したのをきっかけに、収益拡大を好感した買いが集まった。純利益は前期比19%増の124億円と、従来予想である微減の104億円から、一転して増益になる見通しになった。

 25年に大阪市で開催する国際博覧会(大阪・関西万博)の周辺で実施するインフラ工事で廃棄物処理の需要を獲得するなど、関西・中部地方を中心とするインフラ工事に関する需要で収益が押し上げられるという。純利益の見通しは市場予想の平均(110億円程度)も上回る。市場では「新たな案件によって、業績予想の修正が必要なほど今期の収益が押し上げられるのは予想外」と、今回の上方修正に意外感(サプライズ)を指摘する声も聞かれた。

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