阪神燃、今期税引き益1%増に上方修正 下期に部分品の販売想定を引き上げ
- 2023/11/07
- 04:10
年間配当金は前期据え置きの50円(中間なし)と、従来予定である40円(同)から積み増した。
営業利益は前期並みの5億5000万円を見込む。従来予想は3億円だった。売上高は5%増の95億円になる見通しを据え置いた。売上高は部分品の販売予想を引き上げ、同額のCMRの見通しを引き下げたという。ただ中長期的には売上高に占めるCMRの比率は高める方針。内航船も大型化しつつあり、阪神燃が得意とする中小型船向けの主機関の需要が伸びづらいとみる。CMRでは工作機械や産業用機械の部品などを製造している。
同時に発表した23年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が8%減の2億2700万円だった。販売は比較的好調だが、原材料高を受けた販売価格への転嫁の遅れや、NC旋盤など大型設備投資による減価償却負担の増加などが重し。売上高は10%増の47億円、営業利益は8%減の3億1000万円になった。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 今日の株し相場・反落か、戻り待ちの売り先行 3万2600円近辺が中心に (2023/11/07)
- ワールドの4〜9月期、純利益56%増の32億円 期末5円の記念配を積み増し (2023/11/07)
- 阪神燃、今期税引き益1%増に上方修正 下期に部分品の販売想定を引き上げ (2023/11/07)
- TOAが急反発、10%超上昇 今期予想を上方修正、海外需要を確認の見方も (2023/11/06)
- 日経平均が大幅高、終値は3万2708円 前日比758円高 (2023/11/06)
広告
chevron_left
ワールドの4〜9月期、純利益56%増の32億円 期末5円の記念配を積み増し home
川崎神商会頭、就任2年目「もっと課題認識はっきりさせてやっていきたい」
chevron_right