川崎神商会頭、就任2年目「もっと課題認識はっきりさせてやっていきたい」

20231107川崎神商会頭

【神戸経済ニュース】神戸商工会議所の川崎博也会頭(神戸製鋼所特任顧問、写真)は6日の定例記者会見で、「もっと課題認識をはっきりさせて、やっていきたい」と会頭としての2年目の豊富を述べた。川崎会頭は昨年11月7日に就任し、ほぼ1年が経過した。この1年間は「神戸のために、兵庫のために、将来何が必要か自分なりに考え、商工会議所内で議論し、課題によっては神戸市と議論し、やれるようになってきた」と述べ、手応えが得られた1年だったのを振り返った。

 商工会議所の役割である中小企業の支援に関連して、足元の景気について「業界によって濃淡もあるけども、それなりの状態」と述べ、比較的良好な状況であるとの認識を示した。神商が四半期ごとに調査している各社の業況については、「『どちらかといえば悪い』『悪い』という回答を注視している」という。最新調査である7〜9月機は「どちらかといえば悪い」「悪い」の合計が10%強にとどまる水準まで改善していると指摘した。

 2025年に大阪市で開く国際博覧会(大阪・関西万博)については、「合わせて神戸空港の話を、あるいは神戸に来てくださいと」いったアピールする時期として「旬に入りつつある」との見方を紹介。博覧会に向けて「行政も国内外に対するPR活動をやっておられるんでしょうけども、経済界としても神戸空港への就航都市、あるいは海外を含めた将来神戸空港に就航してほしい都市向けの活動などがあれば、積極的に参加したい」と話した。

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