TOAが急反発、10%超上昇 今期予想を上方修正、海外需要を確認の見方も

20191231神戸株ワッペン

終値 1161円 +107円(+10.15%)

【神戸経済ニュース】6日の東京株式市場では放送音響機器のTOA(6809)が急反発。後場終盤には前日比119円高の1173円まで上昇した。終値でも東証プライム市場の値上がり率ランキングで13位に並んだ。前営業日である2日大引け後に、2024年3月期の連結純利益が前期比9%減の16億円になりそうだと発表した。従来予想の15億円から、小幅ながら上方修正したのをきっかけに収益拡大期待で買いを集めた。

 イスラム圏での宗教施設向け音響機器が好調な「アジア・パシフィック」と、緊急放送設備などが伸びた「欧州・中東・アフリカ」で、販売数量が当初の想定を上回る見通しになった。さらに原材料高の価格転嫁と円安の追い風で採算が改善したのも寄与。米国の工場建設ブームなどもあり、海外での館内放送機器・緊急放送機器の需要が改めて確認できたとの見方も多く、さらなる上振れ期待にもつながりやすいようだ。

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