神戸ルミナリエ、有料ゾーンは日付・時間指定で前売り500円 今月下旬に発売

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【神戸経済ニュース】兵庫県、神戸市、神戸商工会議所などで構成する神戸ルミナリエ組織委員会(会長・久元喜造神戸市長)は1日、2024年1月19〜28日に開催する「第29回神戸ルミナリエ」の開催概要を発表した。メリケンパークに初めて解説する有料ゾーンでは、入場する日付・時間帯を区切って前売り入場券を発売。会場に入場する人数を制限することで、現地でも混雑せず、長い行列も作らずに神戸ルミナリエの作品を観覧できるようにする。

 メリケンパークには無料で観覧できるゾーンも開設することもあり、今回の神戸ルミナリエでは最も大規模な作品(1枚目のイメージ図=組織委提供)が展示される見通しだ。前売り入場券は500円(団体は400円)で、20日ごろに発売する予定だ。前売り券はコンビニやネットなどで1月28日まで販売する予定だ。前売りで売り切れなかった日程・時間帯があれば現地で当日券(1000円)も販売する。小学生以下は無料だが、子供だけでの入場はできない。

 入場券を購入した観覧者には特典として、スマートフォン(スマホ)に神戸ルミナリエの作品などを展示するAR(拡張現実)技術を取り入れたデジタルコンテンツを配布する計画だ。スマホのカメラで平面を検知すると、光の壁掛け型作品(スッパリエーラ)が現れる「幻のスッパリエーラ」や、スマホをかざすと回廊型の作品(ガレリア)が出現する「どこでもルミナリエ」などを予定しているという。

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 これまで開会式などを開催してきた旧居留地では、三井住友銀行神戸本部ビル前の広場に設置する作品(2枚目の図・上)を中心に、旧居留地内に作品を点在させる予定だ。以前のように屋根付きの回廊型作品は設置しない。東遊園地に展示する作品(同下)は以前とほぼ同規模になる見通しで、例年展示してきた「カッサ・アルモニカ」もあわせて設置する。組織委は継続的な開催に向けて寄付などを呼びかけるが、資金調達の一環として「神戸ルミナリエ宝くじ」を会場で販売する。

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