カワサキワールド、入館者350万人に到達 奈良・生駒市の家族

20231102カワサキワールド

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)が神戸市中央区で運営する企業博物館「カワサキワールド」の入館者数が1日、350万人に到達した。ちょうど350万人目の入場者になったのは奈良県生駒市の家族で、古谷勇記さん(45)、直美さん(44)、勇人さん(11)、海人くん(4)だった(写真左から4人)。勇人さんが通う小学校が創立記念日で休みだったため、友人の家族とともに同館を訪れた。勇人さんは飛行機が好きで、新型コロウイルスの感染拡大前は、毎年のようにカワサキワールドを訪れていたという。

 カワサキワールドの網川浩二ゼネラルマネージャー(写真右)は、350万人目の入館者であることを示す「認定書」を贈った。加えて記念品として、欧州のエアバス・ヘリコプターズ社と国際共同開発したヘリコプター「BK117 D-3」型機をもとにした変身ロボットのおもちゃを、勇人さんと海人くんに手渡した。

 カワサキワールドは、神戸市が設置した神戸海洋博物館の一部を使用して2006年5月に開業。新型コロナの感染拡大前には、年間およそ22万人の入館者があった。鉄道やオートバイ、船舶に航空機・ヘリコプターと、陸・海・空の乗り物が実機で展示されている。網川ゼネラルマネージャーは「館内では、その道の専門家である川重のOBがボランティアで入館者の質問に答えている」のも同館の特徴と強調。そのうえで「川重の製品や技術を、これだけ多くの人に伝えることができて、とてもありがたい」と話していた。

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