アジュバンコスメジャパンの4〜12月期、純利益19%減 新卒採用など費用増

20180119アジュバンコスメ決算グラフ

 アジュバンコスメジャパンが19日発表した4〜12月期(20日締め)の連結決算は、純利益が前年同期比19%減の3億5800万円だった。増収だったが新卒採用を実施したことによる人件費の増加や、物流運賃の値上げで販管費が膨らんだ。原材料高などで原価率も悪化した。

 売上高は7%増の39億円、営業利益は10%減の5億6100万円だった。16年6月に子会社化したエクシードシステムが通年で寄与したうえ、スキンケア商品の新製品「ダイヤモンドジェイ(DJ)シリーズ」が堅調に推移したことなどが支えになり増収だった。

 18年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比1%減の3億3200万円の見通しで、4〜12月期の結果を下回る。売上高は7%増の51億円になる見通しで、12月までの進捗率は77%になった。

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