アシックス、29年ぶり「副社長」復活 本社機能を強化で・24年1月から

20180807アシックス本社

【神戸経済ニュース】スポーツ用品大手のアシックス(7936)は2024年1月1日付の社長交代を機に機構改革し、1994年7月から空席になっていた「副社長」をおよそ29年ぶりに復活させる。社長を補佐する経営チームを構築し、本社部門を大幅に強化するのがねらい。11月28日に発表を予定する次期の中期計画「中期経営計画2026」を推進する体制を整える。(写真は神戸市中央区のアシックス本社=資料)

 アシックスの社長には1月1日付で富永満之常務執行役員が就任する。日本IBMやSAPジャパンといった外国IT(情報技術)関連企業での経験も生かし、次期中期計画では「グローバル化」「デジタル化」がキーワードになる見通し。そのうえでアシックスの屋台骨であるシューズ開発やブランド運営は、同事業の経験が豊富な副社長2人で支え、中期計画を強力に進められるようにする。

 副社長には、千田伸二常務執行役員と庄田亮二常務執行役員が「副社長執行役員」として就く。千田氏は現在、スポーツ工学研究所やシューズを製造販売する事業分野の統括部などを担当しているが、就任後は社長特命事項や危機管理、投資委員会、人事委員会などに担当が変わる。庄田氏はオニツカタイガーカンパニー長を継続する。

 このほか貞閑明彦執行役員を「CDO」としてデジタル化や事業開発の最高責任者、大島啓文執行役員を「CIO」としてネット通販を含むIT(情報技術)基盤の最高責任者とする。CDOとCIOに相当する役割は、これまで1人で担当していたが、事業拡大に向けて責任を分担、明確にして、それぞれ強力に推進する。さらに各事業部門の「統括部」を廃止して担当役員の直轄とし、意思決定を迅速化。各部門の強みを引き出して、持続的な成長につなげたい考えだ。

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