スカイマーク、神戸〜下地島便が就航3年 宮古島市長「地域と航空会社が一丸」

20211014スカイマーク機

【神戸経済ニュース】スカイマーク(9204)が運航する神戸〜宮古(下地島)便など、下地島を発着する同社3路線が25日に開設から3年を迎えた。同社は国土交通省による「羽田発着枠政策コンテスト」に提案応募し、羽田〜宮古(下地島)便のトライアル運航を始めたのと同時に、神戸からも下地島への運航を開始。神戸〜下地島便は、国内大手2社以外で関西と宮古島市を結ぶ唯一の路線として定着し、人気路線の1つになっている。

 神戸市が発表した神戸空港旅客数の方面別統計によると、神戸〜下地島の旅客数は2023年3月期(22年4月〜23年3月)に8万9300人だった。足元では23年4〜9月期の旅客数が4万8300人と、昨年度を上回るペース。利用率(提供座席数に対する有料旅客数の比率)は70〜80%台と高水準で推移している。

 スカイマークは下地島から神戸便を1日に1往復運航するほか、羽田便を同1往復、那覇便を同2往復運航している。さらに7月1日から夏季限定で福岡便を開設。下地島の発着路線を4路線に増やした。スカイマーク便で下地島空港を利用した旅客数は、臨時便やチャーター便も含めて累計で71万人になった。

 下地島空港活性化協議会の会長でもある宮古島市の座喜味一幸市長は、「宮古圏域にいらっしゃるお客様のみならず、多くの島民も利用しており、今やスカイマークは宮古圏域にとって欠かせない存在」「各路線を継続していくためにも、地域と航空会社(が)一丸となって盛り上げる」などのコメントを発表した。

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