8月の兵庫鉱工業生産、3カ月ぶり低下 基調判断「横ばい」に据え置き

20231020鉱工業生産

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した8月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比3.8%低下の89.6だった。3カ月ぶりに生産の減少を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、「横ばい傾向となっている」との見方を2カ月連続で示した。

 主要9業種の生産指数のうち6業種が低下した。指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」が20.2%減と大幅に低下した。このほか「はん用・業務用機械工業」も7.2%低下と目立った。このほか「輸送機械工業」「金属製品工業」「生産用機械」「鉄鋼・非鉄金属工業」が低下。半面、「化学工業」「食料品工業」「よう業・土石製品工業」の生産は増加を示した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が16日に発表した鉱工業生産指数(2020年=100、季節調整済み)確報値は前月から0.7%低下の103.1だった。

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