9月の神戸市消費者物価、前年比3.0%上昇 家具家事用品は7.3%上昇に鈍化
- 2023/10/20
- 10:39
【神戸経済ニュース】総務省が20日に発表した9月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.0%上昇の104.8になった。光熱費以外の値上がりが続いた「家事サービス」が前年比横ばいだったことなどもあり、同項目を含む中分類である「家具・家事用品」の値上がり率は7.3%に鈍化した。前月は9.8%の上昇だった。「電気代」は29.0%の低下。
10大費目別の指数を前年同期比で見ると、「家具・家事用品」のほか「生鮮食品を除く食料」「被服および履物」「教養娯楽」「住居」「保健医療」「交通・通信」「諸雑費」「教育」が上昇した。値下がりしたのは前月と同じ「光熱・水道」だけだった。
欧米などで使うことが多い指標「生鮮食品およびエネルギーを除く総合」は前年同月比4.6%上昇。先月(4.8%上昇)よりも小幅ながら値上がりの勢いが鈍化した。
全国統計では、総務省が同日発表した9月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)が105.7と前年同月に比べ2.8%上昇した。前月比(季節調整値)は横ばいだった。
- 関連記事
-
- 神戸空港、4〜9月期の旅客数4年ぶり過去最高170万人 9月は16%増 (2023/10/26)
- 8月の兵庫鉱工業生産、3カ月ぶり低下 基調判断「横ばい」に据え置き (2023/10/20)
- 9月の神戸市消費者物価、前年比3.0%上昇 家具家事用品は7.3%上昇に鈍化 (2023/10/20)
- 9月の神戸港、輸出入総額が5カ月連続で前年比減 米国向け輸出は過去最高 (2023/10/20)
- 9月の神戸市部マンション発売戸数68.6%減 契約率74.5% (2023/10/18)
広告
chevron_left
8月の兵庫鉱工業生産、3カ月ぶり低下 基調判断「横ばい」に据え置き home
今日の株式相場・続落か、米長期金利上昇に警戒 3万1000円近辺に下落も
chevron_right