旧東証1部のアジュバン、MORESCが東証スタンダードに プライムから20日

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【神戸経済ニュース】東京証券取引所はで20日、東証の市場区分再編の伴う経過措置で特例として旧東証1部から東証プライム市場に移行したが、同市場の上場基準の達成状況などを勘案して東証スタンダード市場を選択した177銘柄が同市場に移動する。神戸市内に本社を置く上場会社では、現在東証プライムであるアジュバンホールディングス(4929)、MORESCO(5018)の2銘柄がスタンダード市場を選択、移動する。

 アジュバンは流通株式の時価総額と、1日平均売買代金が上場維持基準(それぞれ100億円、2000万円)を満たさなかったとして6月に東証スタンダード移行を選択申請。MORESCは流通株式の時価総額が上場維持基準を満たさなかったとして5月にスタンダード移行を選択申請していた。両銘柄とも東証スタンダード市場の上場維持基準は満たしており、20日からはスタンダード市場で売買を継続する。

 神戸市内の上場銘柄では、東証が市場区分を再編した2022年4月時点で、東証プライムの上場維持基準を満たさないまま、特例でプライム移行した2銘柄がそろって、スタンダードに移行した形になった。中長期的な収益拡大などを掲げて株価の向上や、売買代金の向上に取り組んだとしているが、東証プライムの上場維持基準には経過措置の期間内に到達しなかった。

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