川重が大幅に反発、6.5%上昇 一目均衡表で「戻り加速」に期待も

20210604MKTワッペン

終値 3592円 +220円(+6.52%)

【神戸経済ニュース】10日の東京株式市場では川崎重工業(7012)が3日続伸。大引け間際には前日比227円高の3599円まで買われる場面があった。終値でも東証プライムの値上がり率ランキングで15位に並んだ。日経平均株価が一時800円高と買い戻しが進む中で、日経平均採用で特に下げがきつかった銘柄として川重株も買い戻される展開になった。同社株は9月7日の高値である4228円から、10月4日の安値である3261円まで約1カ月で約23%下落していた。

 チャート分析の「一目均衡表」から、川重株の戻りが加速することへの期待感も浮上したようだ。日々の値動きを26日遅れで記載し、相場の強弱を示すとされる「遅行スパン」が、抵抗帯とされる「雲」の上限に跳ね返されず、下から上に突き抜けた。加えて、前週末6日と10日の間には相場の転換点を示す「雲のねじれ」も出現。9月上旬からの下げ歩調から、上昇基調に転換するシグナルが相次いだ形になった。

 神戸市に本社を置く日経平均採用銘柄では、神戸製鋼所(5406)も3日続伸。上げ幅は69円(3.82%)と広がった。


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