河野宮崎知事、農畜水産物「大切な神戸ルートでお届け」 ろっこう就航1年・神戸で



【神戸経済ニュース】宮崎県の河野俊嗣知事は7日、神戸市内の商業施設で開いた宮崎カーフェリーの新造船「ろっこう」の就航1年を祝う式典であいさつし、宮崎県産の農畜水産物を「神戸のみなさまに、関西のみなさまに、そして関東のみなさまに、大切な神戸ルートを通じてお届けしている」と述べ、同航路の重要性を強調した。宮崎県は2022年にの農業産出額が3478億円と、全国4位の農業県。「宮崎カーフェリーで運んでもらう荷物も7割が農畜水産物だ」と説明した。

 一方で河野俊嗣知事は同日朝に航空機で宮崎を出発し、神戸市内では「人と防災未来センター」を視察したり、宮崎県経済農業協同組合連合会(JA宮崎経済連)と共同で販促キャンペーンを実施したこともあるケンミン食品の直営レストランで昼食と摂ったりしたという。式典に出席したうえで宮崎カーフェリーを使って宮崎に帰る予定を明らかにしたうえで「短い間でも神戸から得るものは多い」と、宮崎カーフェリーの利便性を強調した。

 宮崎市の清山知憲市長もあいさつし、同市での春季キャンプが24年2月で「10周年を迎える(プロ野球)オリックスが日本一になれば、宮崎市でも日本一のパレードを開催するので、神戸のみなさんにも宮崎カーフェリーを利用して、ぜひ来ていただきたい」と述べた。久元喜造市長もあいさつし、宮崎カーフェリーを使って宮崎県を訪れた際を振り返り、「おいしい食事も、お風呂もあって、寝ている間に宮崎に着く」と快適さを強調した。

 式典では宮崎カーフェリーの郡司行敏社長も出席。宮崎県で祝い事の際などに実施する「せんぐまき(餅まき)」として、あめ玉をまいて就航1年を祝った(動画)。このほか宮崎県の5市町がPRブースを設けて産品を販売したほか、ぎょうざ、手羽先、宮崎牛などの屋台販売なども開催。宮崎県の文化や観光もPRした。

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