和田興産の3〜8月期、税引き益17%増 マンション好調続く・戸建ても販売増

20231006和田興産

【神戸経済ニュース】マンション開発の和田興産(8931)は6日に発表した2023年3〜8月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比17%増の14億円だった。主力のマンション販売が引き続き好調だったうえ、戸建て住宅の販売も前年同期を上回る21戸の引き渡しがあった。さらに1棟売りする収益用物件の販売が順調に進んだのも寄与した。上期の税引き利益は7月7日に上方修正した13億円を上回った。

 売上高は7%増の207億円、営業利益は19%増の25億円になった。分譲マンションの引き渡し戸数は前年同期と同じ366戸だったが、収益性の高い物件が多かったことで利益を押し上げた。3〜8月期の発売個数は4.2倍の203戸、契約戸数は32%増の344戸。大阪府堺市では初めての物件「ワコーレ北花田レジデンス」(54戸)も8月19日に発売した。

 24年2月期の業績予想は7月7日に上方修正した見通しを据え置いた。税引き利益は8%減の22億円を見込む。年52円(うち中間26円)の配当計画も維持した。

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