フェリシモが小反落、事前に下落で「7期ぶり最終赤字」も下値拾う動き

20191231神戸株ワッペン

終値 985円 -3円(-0.30%)

【神戸経済ニュース】2日の東京株式市場ではフェリシモ(3396)が小反落。寄り付き直後に一時前日比6円安の982円まで下落した。前週末9月29日の大引け後に、2024年2月期の連結最終損益が8億7300万円の赤字(前期は6億7100万円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想である3億2700万円の黒字から下方修正し、一転して17年2月期以来7期ぶりの最終赤字に転落する見通しを嫌気した売りが先行した。

 ただ、同社株は収益下振れを警戒して、7月以降の下値支持になっていた1000円の節目を、9月下旬に割り込む展開になっていた。このため24年2月期通期の最終赤字見通しを発表したことで、むしろ材料出尽くし感につながったようだ。同社は5日に23年3〜8月期決算を発表するが、この日に一段の下方修正する可能性は低いとの見方が、下値での買いを誘ったとみられる。

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