神戸市、登山アプリのヤマップと事業連携協定 安全登山と観光誘致で情報発信

20231002YAMAP連携

【神戸経済ニュース】神戸市は2日、登山に関する情報発信で登山情報アプリのヤマップ(福岡市博多区)事業連携協定を結んだ。神戸市が住民にも観光客にも安全に登山ができる環境整備を進める「神戸登山プロジェクト」の一環だ。安全に登山の推進や啓発を進めると同時に、ふもとの街にの魅力を発信して観光誘客も進める。ヤマップと自治体が連携協定を結ぶのは、北アルプスを擁する岐阜県などに続き、全国で6例目。

 神戸市の大畑公平経済観光局長(写真右)と、ヤマップの大土洋史アウトドア事業開発部長(同左)が記者会見して発表した。協定には連携する項目として「安全登山の推進・啓発」「登山道整備促進」「登山ルート情報の発信」「登山データの共有・分析」「神戸登山の魅力発信と観光誘客」を盛り込んだ。主にヤマップのスマートフォン向け登山地図アプリ「YAMAP(ヤマップ)」を通じて情報発信する。2023年8月現在、YAMAPのダウンロードは390万回。

 神戸市内には六甲山系、丹生山系に70カ所以上の登山口があるが、いずれも標高1000メートルに満たない低山であることから油断もあり毎年、一定数の道迷いによる遭難が発生している。神戸市は、携帯電話の電波が届かない山中でも全地球測位システム(GPS)で現在位置を把握したり、共有できるYAMAPの導入を推奨し、登山者の安全確保を目指す。万一、遭難者が発生した場合は、ヤマップから遭難者の位置情報などを受け取ることも決めた。

 観光情報の発信ではYAMAPアプリ内に神戸市の公式アカウントを作成し、山に関する情報や神戸の登山文化について紹介。登山道の沿道にある文化施設や、大きな荷物を持つ登山客も積極的に受け入れる飲食店など「登山サポート店」の情報なども提供する。神戸市は、多く使われるルートの可視化など、登山者らが共有する山行きの軌跡などからデータを集計することで、観光戦略の基礎データとしても活用したい考えだ。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

広告

広告

カレンダー

04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

広告