17年の神戸港コンテナ取扱量、過去最高94年と同程度か 久元神戸市長

20180113久元神戸市長定例会見

 神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市が公開した動画より)は12日の定例記者会見で、2017年の神戸港でのコンテナ貨物取扱量について、過去最高である1994年の取扱量(20フィートのコンテナに換算して292万個)を「超えることはなく、ほぼ同程度といえる水準」との見込みを明らかにした。「まだ最終的な数字の報告を受けていない」としながらも、記者の質問に答えた。

 今後のコンテナ貨物取扱量について数値目標を聞かれると「とにかく今やらなければいけないことを、しっかりとやって行く」と述べるにとどめ、明言しなかった。「船社の再編や、パナマ運河の拡幅に伴う船舶の大型化といった情勢をにらみながら、集貨・創貨・競争力強化という施策を国の支援を受けて着実に進めるのが基本」と語った。

 一方、神戸空港では17年の年間利用者数が304万人と過去最高を記録したことについて、「スカイマークが(2015年に)破綻したときには、『神戸空港に暗雲が垂れ込めている』とか『神戸空港、廃港も視野に』といった見出しも(新聞などに)踊ったことを思い起こしますと、感慨深いものがあります」と述べた。「航空各社の搭乗者増に対する努力に、改めて感謝をしたいと思います」とも話した。

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