久元神戸市長、神戸空港アクセス「検討の加速が必要」 ポートライナー増強など

20230928久元市長会見

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真)は28日の定例記者会見で、神戸空港と中心市街地を結ぶ交通アクセスについて「商工会議所からの提言を受けて、(国際定期便が就航する)2030年を見据え、もう少し検討を加速する必要があると感じた」と述べた。神戸空港へのアクセスルート(経路)の強化については、「ポートライナーを増強したり、短期的にバスの便を増やしたりといったことはあろうかと思うが、より抜本的に踏み込んだアクセスについて検討はできていない」と説明した。

 久元氏は神戸空港への新たなアクセスルートの検討状況について、記者の質問に答えた。神戸商工会議所は25日に、24年度の市政要望を久元市長に提出。神戸空港に国際定期便が就航する30年前後に向けたインフラ構築にも言及し、中心市街地や山陽新幹線の新神戸駅から神戸空港への新たなアクセスルート(南北アクセス)の整備について改めて要望した。

 神戸市は25年の国際チャーター便就航を控えて、神戸空港連絡橋の車道を2車線から4車線に拡充する工事を進めている。そのうえで久元氏は、国際定期便が就航し始める時点で「道路だけではなく、ポートライナーの増強も含めて鉄道輸送という面でも対応を考える必要がある」との認識を改めて示した。

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