坂本花織選手が熱望「通年型スケートリンク」、HAT神戸に25年6月開業へ

20230925坂本花織選手

【神戸経済ニュース】神戸市は25日、同市が所有するHAT神戸(神戸市中央区)内の土地に、通年型のアイススケートリンクを整備・運営する事業者を募集すると発表した。フィギュアスケートの坂本花織選手(写真=資料)や三原舞依選手(ともにシスメックス)ら世界的に活躍する選手を輩出していながら、神戸市内に通年で利用できるアイススケートリンクはなかった。かねて「通年リンク」を熱望していた坂本選手の声が届いた形で、民設民営の通年リンクが神戸に開設される見通しになった。

 神戸市によると、今年1月に兵庫県アイスホッケー連盟、兵庫県スケート連盟、神戸市アイスホッケー協会、神戸市スケート協会の4団体から通年リンク整備の要望を受けた。これまで神戸市内の競技に使えるスケートリンクは、神戸市立ポートアイランドスポーツセンター(神戸市中央区)に冬季のみ開設。坂本選手らも夏季は本拠地である同スポーツセンターを離れて練習してきた。神戸市では調査の結果、利便性が高いHAT神戸であれば、通年リンクを整備運営する事業者が表れるとの感触を得て、募集に踏み切った。

 2025年6月30日の開業が応募する条件の1つになっている。場所はショッピングセンターの駐車場として使われていた土地だ。年間を通じて利用でき、国際規格である60メートル×30メートルのリンク1面を整備する。事業者の応募締め切りは11月8日。同月中旬にも優先交渉権者を決める計画だ。建設費や建物の仕様などは「応募する事業者の提案内容次第になる」(神戸市文化スポーツ局スポーツ企画課)という。

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