坂本花織選手が熱望「通年型スケートリンク」、HAT神戸に25年6月開業へ
- 2023/09/25
- 16:54

【神戸経済ニュース】神戸市は25日、同市が所有するHAT神戸(神戸市中央区)内の土地に、通年型のアイススケートリンクを整備・運営する事業者を募集すると発表した。フィギュアスケートの坂本花織選手(写真=資料)や三原舞依選手(ともにシスメックス)ら世界的に活躍する選手を輩出していながら、神戸市内に通年で利用できるアイススケートリンクはなかった。かねて「通年リンク」を熱望していた坂本選手の声が届いた形で、民設民営の通年リンクが神戸に開設される見通しになった。
神戸市によると、今年1月に兵庫県アイスホッケー連盟、兵庫県スケート連盟、神戸市アイスホッケー協会、神戸市スケート協会の4団体から通年リンク整備の要望を受けた。これまで神戸市内の競技に使えるスケートリンクは、神戸市立ポートアイランドスポーツセンター(神戸市中央区)に冬季のみ開設。坂本選手らも夏季は本拠地である同スポーツセンターを離れて練習してきた。神戸市では調査の結果、利便性が高いHAT神戸であれば、通年リンクを整備運営する事業者が表れるとの感触を得て、募集に踏み切った。
2025年6月30日の開業が応募する条件の1つになっている。場所はショッピングセンターの駐車場として使われていた土地だ。年間を通じて利用でき、国際規格である60メートル×30メートルのリンク1面を整備する。事業者の応募締め切りは11月8日。同月中旬にも優先交渉権者を決める計画だ。建設費や建物の仕様などは「応募する事業者の提案内容次第になる」(神戸市文化スポーツ局スポーツ企画課)という。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 神戸商工会議所「24年度・神戸市政に対する要望」の要望項目(一覧表) (2023/09/25)
- 川崎神商会頭、国際定期便にらんだインフラ整備要望 神戸市長に要望書 (2023/09/25)
- 坂本花織選手が熱望「通年型スケートリンク」、HAT神戸に25年6月開業へ (2023/09/25)
- 神戸市、東京でも次期総合計画で対話集会 神戸ゆかりの高校生以上を募集 (2023/09/25)
- (動画)神戸市、須磨海岸で自動運転バス活用の実証実験 29日まで (2023/09/23)
広告
chevron_left
神戸空港、8月の旅客数は前年比5%増の31万3651人 新千歳便の利用率91% home
日経平均5日ぶり反発、終値は3万2678円 前日比276円高
chevron_right