カルナバイオ、薬剤のライセンス供与先が解散 業績予想に影響なし

【神戸経済ニュース】創薬ベンチャーのカルナバイオサイエンス(4572)は20日、同社が開発した薬剤を医薬品として開発するライセンス契約を結んでいた米社フレッシュ・トラックス・セラピューティクス(旧ブリッケル・バイオテック、コロラド州)が、取締役会で清算・解散する計画を決めたと発表した。フレッシュ社は近く臨時株主総会を開き、清算と解散を決議する見通しという。

 フレッシュ社には、カルナバイオが開発した「STING阻害剤」を、免疫・炎症疾患の治療薬として開発することをライセンス契約で認めていた。カルナバイオは今後、この契約をどのように取り扱うかなどを協議する方針だ。協議が終わり次第、結果を速やかに発表する。

 カルナバイオとフレッシュ社の間に資本関係や人事交流など、ライセンス契約以外の関係はないとしている。フレッシュ社の清算・解散による2023年12月期の連結業績予想への影響はない。

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