斎藤兵庫知事、大阪・関西万博「非常にいい反応だった」 米国出張の成果報告で

20230915斎藤兵庫知事

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事は15日、米ワシントン州からテレビ会議システムを通じて訪米の成果報告で記者会見し、斎藤知事が訪れた米シアトルでは2025年に大阪市で開催する国際博覧会(大阪・関西万博)や、兵庫県内のSDGs(国連の持続的な開発目標)に関する取り組みを博覧会のパビリオンに見立てた「ひょうごフィールドパビリオン」について、「非常にいい反応だった」という。「一般の観光では体験できない、付加価値の高い観光を、万博を通じて進めていきたい」と改めて述べた。(写真は記者会見する斎藤知事=兵庫県庁内で撮影)

 現地で開催した兵庫県の観光についての説明会では、例として「豊岡のかばんの伝統をいかに未来につなぐのか、SDGsにどうつなげていくのか実践するのか」に言及。「会場にいた方も万博を機に、兵庫を訪れたい」との反応があったという。シアトルは過去に万博を開催した経験もあり、万博に対して比較的関心が高い土地柄であったのも、現地で好印象につながったとみている。

 一方で「もっと発信をする必要がある」とも指摘した。限られた時間で、数あるひょうごフィールドパビリオンをすべて紹介するのは難しかった。さらに「受け入れ態勢」は引き続き課題という。「コンテンツそのものには理解が進みつつある」中で、ひょうごフィールドパビリオンの「コンテンツの磨き上げ、多言語化、ツアーとしての受け入れ、さらには旅行商品にどうつなげるのか」に取り組む必要があると強調した。

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