和田興産の3〜11月期、純利益3%減 引き渡し戸数が減少

20180109和田興産決算グラフ

 和田興産が9日発表した2017年3〜11月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%減の15億円だった。主力のマンション事業では前期の前半に大規模分譲マンションの引き渡しがあった反動で、引き渡し時に計上する売上高が伸び悩んだことなどが響いた。減損損失と固定資産除却損で合計約1億円の特別損失を計上したのも響いた。

 売上高は4%増の284億円、営業利益は2%減の30億円だった。低金利や景気回復期待などを背景に、分譲マンション販売は比較的堅調に推移した。分譲マンションの発売個数は前年同期比11.4%減の467戸、契約戸数は7.9%減の511戸、引き渡し戸数は23.2%減の545戸、契約済みの未引き渡し戸数は10.1%増の819戸になった。

 18年2月期の業績予想は従来予想を据え置いた。営業利益は2%減の30億円、純利益は2%増の14億円になる見通しだが、すでに3〜11月期で上回った。

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