トーホーが急反発、ストップ高 前日に通期予想を上方修正・配当増額で

20191231神戸株ワッペン

終値 3780円 +700円(+22.73%)

【神戸経済ニュース】7日の東京株式市場ではトーホー(8142)が急反発。買い気配で始まった後、前場中ごろには制限値幅の上限(ストップ高)である前日比700円高の3780円まで買われた。その後はほぼ一貫して買い気配で大引けまで推移していた。前日大引け後に2024年1月期の業績予想を上方修正。純利益は前期比2.9倍の29億円になる見通しだと発表した。従来予想の22億円から増益幅が拡大するのを好感した。さらに年間配当金も前期の2倍である70円(うち中間35円)と、従来予定の60円(うち中間30円)から引き上げたのも材料視されて買いを集めた。

 業務用食品の卸売りが主力。業績予想の上方修正は今期2度目になった。旅行を含む国内消費の回復や、訪日外国人観光客数の回復を背景に、飲食店や宿泊施設など外食向けに食品販売の収益が想定以上で推移しているのを反映した。外食向けの好調は月次動向にも現れていたが「2回目の上方修正には意外感があった」との指摘も出ていた。

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