兵庫県産「コラボ」商品、大阪万博への出品めざす 大丸神戸店で展示会が始まる
- 2023/09/06
- 12:54
【神戸経済ニュース】大丸神戸店(神戸市中央区)では6日、兵庫県内各地の地場産業が連携(コラボレーション)して新たな兵庫県産品を提案し、地場産品のよさを改めて見直すのをめざす展示・販売会「ひょうご国〜HYOGO産を世界に発信するPROJECT〜」が始まった。摂津、播磨、丹波、但馬、淡路の旧5カ国にまたがり多彩な文化や技術を持つ兵庫県内各地のクリエイターやアーティストなどが、各地の技術を掛け合わせて作った商品を販売する。19日まで。
神戸ビーフの牛から採った皮革「神戸レザー」を活用した「豊岡のかばん」や、県内各地の選りすぐりの「洋菓子」を持ち運びに適した「播州織」のきんちゃく袋のセット、炭火でていねいにばい煎した神戸の「コーヒー」と「丹波立杭焼」のマグカップのセット、神戸レザーと播州織を使って「神戸家具」の職人が仕上げたルームシューズなど、9点のコラボ商品を展示・販売する。一部の商品は受注販売または展示のみ。
6日の開店前に開いた開会式で、主催者である神戸ファッション協会(神戸市中央区)の小田倶義会長(イズム代表)があいさつし、「兵庫県産品が全国、世界から注目されることを期待している。今後は2025年の(国際博覧会である)大阪・関西万博に出展できるようにしたい」と意欲を述べた。展示販売会は「HYOGO」のブランド化をめざす兵庫県の支援を受けて、昨年に続く2回目の開催。受注販売に加え「在庫販売できるよう販売体制も見直した」(小田会長)という。開会式では小田氏に加え、兵庫県や神戸市、商工会議所の幹部らがテープカットして開会を祝った。(1枚目の写真)
大丸神戸店6階の紳士用品売り場(2枚目の写真)とイベントスペース「M BASE」を中心に商品を展開する。12日までは1階の特設会場でも洋菓子やチーズ、豊岡のかばんなどを販売。後半の13日からは日本酒4銘柄の試飲・販売も実施する。その後は9月20〜26日は大丸札幌店(札幌市)で展示発表会、10月10〜12日は展示会「FaW TOKYO(ファッションワールド東京)」に出展する。さらに大阪・関西万博に向けて首都圏や海外での展示販売会を積極化したい考えだ。
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