カルナバイオ、「CDC7キナーゼ阻害薬」関連特許が日本で成立

 カルナバイオサイエンスは5日、同社がカナダのシエラ・オンコロジー(ブリティッシュコロンビア州)に知的財産権の使用権を供与している医薬品候補の化合物「CDC7キナーゼ阻害薬」の特許が日本で成立したと発表した。同特許は2016年に出願。同化合物について2013年に出願し、既に日本で成立していた特許の関連特許という。

 既存の抗がん剤では増殖している細胞すべてを標的とし、がん細胞以外の増殖する正常細胞にも影響する「毒性」が懸念されていた。だがCDC7キナーゼ阻害薬は、がん細胞だけを標的にする抗がん剤になることが期待されている。

 カルナバイオはCDC7キナーゼ阻害薬について昨年1月にメキシコで、9月にオーストラリアでそれぞれ特許登録したと発表していた。

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