川崎神商会頭、円相場146円台「行きすぎた円安」「将来的な賃上げにも影響か」

【神戸経済ニュース】神戸商工会議所の川崎博也会頭(神戸製鋼所特任顧問)は4日の定例記者会見で、1ドル=146円台といった最近の外国為替相場について「行きすぎた円安」との認識を示した。中長期的に現在の水準が続くと、「円建てで支払われる賃金が割安になり、海外人材を集められなくなるのではないか」との危機感を語った。

 加えて円安によって輸入物価が上昇すれば、原材料コストに響くことが考えられる。「最低賃金は法律なので、その分の賃上げには対応せざるを得ないが、将来的な賃上げへの企業の意欲には影響すると思う」と述べ、輸出型の製造業にとっても一方的な円安進行は経営にプラスではないとの見方を示した。

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