空飛ぶクルマ、夢洲〜尼崎で就航 25年の国際博覧会の期間中に

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事は30日の定例記者会見で、2025年に開催する国際博覧会(大阪・関西万博)の期間中に、尼崎市の臨海部と万博会場の夢洲(大阪市此花区)をつなぐ空飛ぶクルマが就航する見通しだと発表した。万博期間中は自家用車向けの駐車場になる尼崎市の埋め立て地「フェニックス事業用地」に兵庫県がポートを整備。約3キロメートル先にある万博会場との間を結ぶ。

 兵庫県は、尼崎市のフェニックス事業用地の埋め立て地で、約30メートル四方の暫定的なポートを整備中。9月末にも完成する予定だ。丸紅(8002)が運航をになう。英バーティカルエアロスペース社製で5人乗りの機体を利用する計画だ。同機体について国内での有人での飛行では必須である「型式証明」を申請中という。

 今後は博覧会協会や内閣官房、国土交通省、経済産業省、丸紅、兵庫県が協議して、空飛ぶクルマの運航に向けて詳しい運航経路などの協議を進める。兵庫県は同日、空飛ぶクルマの実証実験を対象にした補助金の交付先に、丸紅や住友商事など6社を選んだことも発表した。

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